あなたの都市のデジタル・インクルージョン度測定

スマート・シティーズ・フォー・オールは、マイクロソフトとのサポート関係と戦略的パートナーシップ、および世界各地の専門家からの協力により、「スマート・シティ・デジタル・インクルージョン成熟モデル」を新たに開発いたしました。現在、2018年第4四半期 − 2019年第1四半期のシカゴを皮切りに、世界中の都市でツールを試験的に導入しております。パイロット都市として貴都市での導入をお考えの場合は、どうぞinfo@smartcities4all.orgまでお知らせくださいますようお願いいたします。

スマート・シティ・デジタル・インクルージョン成熟モデルは、世界各地の都市がデジタル・インクルージョン度とICTアクセシビリティのレベルを評価し、指標を設けるのに役立つツールです。「成熟モデル」は、コミュニケーション、周旋、訓練、規範などの、すべての都市にとって重要である広範にわたる機能について、ICTアクセシビリティとデジタル・インクルージョンの達成に向けた進捗をはっきりと評価することを容易にします。また、アクセシビリティとデジタル・インクルージョンの向上を支えるため、鍵となるパフォーマンスの指標および基準を明示いたします。さらに、すべてのスマート・シティにとって重要な、テクノロジー、データ、文化、戦略、管理など複数の次元にわたって、デジタル・インクルージョンとアクセシビリティの進展を5つの異なる成熟度レベルで展開いたします。「スマート・シティ・デジタル・インクルージョン成熟モデル」は、都市のデジタル・インクルージョンへの取り組みを、成長させ成熟させるための計画と方策の発展をサポートいたします。

スマート・シティーズ・フォー・オールは、世界各地の提携都市での「スマート・シティ・デジタル・インクルージョン成熟モデル」の試験導入を開始いたしました。試験導入の特徴は以下の通りです:

  • 提携都市ごとに目標に合わせて調整
  • 都市全体、部門単体、または複数の部門での評価を考慮した柔軟性
  • 4段階での構成
  1. 準備 − 都市とスマート・シティーズ・フォー・オールとの遠隔での交渉。情報や文書の共有と、専門家による訪問の準備を行う
  2. 専門家による訪問 − 3〜5名の専門家からなるチームが2〜3日間にわたる一連の会合や行事に出席のため都市を訪問。モデルが都市の取り組みとどのように一致するかについての相互理解の調査及びさらなる改良を行う
  3. 分析 − スマート・シティーズ・フォー・オールと専門家チームによるすべての提供された情報の検討および新たな情報の収集。モデルの5つの次元についての都市の成熟度の判定を行う
  4. 報告 − スマート・シティーズ・フォー・オールは、機密扱いで都市の評価報告書を提出。今後の進め方に関する提案を行う

 

ご参加ください!

「スマート・シティーズ・デジタル・インクルージョン成熟モデル」の開発について最新情報をお知りになりたい場合には、このページをご覧いただくか、またはinfo@smartcities4all.orgまでお問い合わせください。お待ちしております。

 

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